旅行・地域

ベルリンでユーロ調達

 多少の英語で通じます

 IYN はアニカの自宅で両替できる場所について検索したところ、どうしてなのか google map の口コミの評判がやたら悪いのに気づきました。ベルリンで現金を手配するのは ATM で VISA カードでキャッシングするのが一番良いとされている中で、IYN は万札をいくらか持って行ってしまったのです。

 どれほど両替のレートが悪いものかとアレクサンダープラッツ駅の中にある両替商にいってみたところ、1ユーロ132円台のご時世で136円換算だったので、口コミで言うほど悪くはないんじゃないだろうかと思いました。日本円で3万円が220ユーロです。テーゲル空港がいくらだったかは見ていませんが、空港なんかよりベルリン都市部の両替の方がだいぶましでしょう。

 ちなみに成田空港では138円近かったので、それに比べればだいぶ良かったんではないでしょうか。

 ATM キャッシングは sparkasse という銀行では JCB のカードも吸ってくれましたが、temporary out of service という表示がでて結局引き出しはできませんでした。暗証番号を間違えたとかではないです。ベルリンでは JCB では大概まだ通用しなくて VISA か master card は必須のようです。

 BIOマーケットや DM みたいなドラッグストアなんかでは VISA で買い物するのが当たり前みたいで、まるで suica のように使っている人がいました。自販機も改札もない国では、日本と違って電子マネーが入り込む隙がないくらい、お財布代わりになっています。

 IYN みたいに支払い時に細かいコインをじゃらじゃらやっている人は、社会的ステータスが低いとみなされて笑われることもあります。レジの人に「ほら小銭貸してみ」と言われて勘定してもらうことすらありました。クレジットカードを持てる持てないの社会格差ってあるんだなぁと実感しました。

 もちろんお店にも格付けみたいなのがあって、安売りスーパーや薄暗いキオスクなんかではそもそもカード決済できないし、店員や客のガラも良くない。それなりの収入の人がそれなりのお店で用を足すのも、土地柄なんでしょう。

ドイツで気づいたこと

 Kanji design みたいなもの?

  IYN がベルリンで日常使いしていたリュックを見て、アニカが恥ずかしい指摘をしてくれました。deuter というドイツのとあるブランドのリュックなのだが、そのロゴと一緒に「Madchen」と書かれていたことについてです。これはドイツ語で「女の子」という意味らしい。今さら思い出しました。

 確かにドイターは女性用の登山用品も扱っていて、用途に応じてラインナップに名前がつけられているらしい。ストラーセ(街歩き用)、スパイダー(よじ登る用?)、そしてメートヘン(おんなのこ)…。小さくて使い易いのは確かなのですが、私の背中に「おんなのこ」と書いてあったとは。

Photo  イギリスではやった「乾燥しなさい」みたいなやつだと思われればまだましなのですが、Japanese tattoo で「嬢」とか肩に書いてあるのをクールだと思っている外国人とおんなじことを IYN はベルリンでやっしまっていたのでした。どおりで道ばたで中学生の女の子たちにからかわれたりしたわけだわ。たぶん、「あなた、女の子なの?」って言われていたんじゃないだろうか?

 ドイターのバックを買う皆さん、ご注意を

鎌倉 dive

撮影ツアーのはずだったんだが…

 三連休の日、紅葉を狙って鎌倉に行ってみたのですがどうやらまだ早かったようです。北鎌倉の駅前には半分くらいは赤く染まった紅葉がありますが、山を登っていくとそう期待したほど進んでいませんでした。相変わらず絵にならない写真を撮ってしまい、曇天の様子も生かすこともできずに帰ってきてしまいました。

 それだけで帰宅するのは面白くないので、なんかおいしいもの食べて帰ろうとお店を検索していって見たキャラウェイというカレー店。ここは若い人がたくさん行列を作っていてそう簡単にカレーにありつける感じがしませんでした。そんで見つけたのが、どっきりカレーかん太です。鎌倉で作った野菜がたっぷりのカレーはおいしかったな。おなかがすいていたので思わずカツをトッピングに乗せてしまったのですが、野菜を楽しむためにはちょっと邪魔だったと思います。

 おなかすいて日も暮れてもう何でもいいから食べたいと思っていたところにみつけたお店は閉店間際だったのですが、快く迎え入れてくれたことにとても感謝したいと思います。それにしても素揚げにしただけのカブやにんじん、大根はとてもおいしかった。スーパーのだめな野菜食もう食べらんないなぁと思ってしまいました。

自然のお薬

 湯に煎じて飲む

Dsc06836xga  ベルリンのドラッグストアに行くと、ハーブティの品ぞろえがすごいことに驚きます。ハーブというか木の実とかキノコの絵が描いてあったりしてなんでもあり。先進医療の国は実は薬といえばこういったお茶を飲むことが多いんだそうです。冷え性の人向け、肝臓の病気の人向け、風邪でのどが痛い人向け、寝付けない人向け…

 そんなことを思い出して、いまのどがちょっと痛いのでドイツのお茶をひとつ入れました。これはすごく酸っぱいんだけどビタミンCが豊富なお茶。そのままだと味がきついものは砂糖やはちみつなんかをたっぷり入れて甘くして飲むんだとか。これはじっくり煎じて色を出すのですが、

Dsc06839xga すごい濃い紫色です。ブルーベリーなんてもんじゃない。これを現地で飲んだ時はとても体が温まりました。ベルリンの寒さをなめている日本人観光客はかならず体調を崩してしまうので、こんなものが役に立つことを知っていると助かるのでしょう。それも、一日に何回も飲みます。ドイツの気候の中にいると体の芯から体温が抜けていく気がするので、一生懸命補給している感じ。

 カモミールティーも買いました。ショウガの風味もあるのか、こちらも寒い時に欠かせないアイテムでした。リラックスというか体があたたまるというか、とにかく飲み続けていると調子が上向いてくる気がしてきます。しかも数ユーロで15パックくらい入ってる。ドイツにいてこんなに効いたんだから、日本でも常用したいくらい。

 バッドハイルブルナーと読むんでしょうか。このメーカーの品はいい。都内にもアンテナショップみたいなのがないかなぁと思う IYN なのでした。

合掌造りのカフェ

 海辺にはあり得ないんだが

Dsc06778xga  金谷フェリーの目の前に白川郷にあるような合掌造りのカフェに遭遇しました。目いっぱいトタンが張り巡らされていてかやぶき屋根とは違うのですが、中に入ってみると昔のおばあちゃんの家みたいです。玄関を入ると土間があって、奥には囲炉裏の部屋もあります。フェリー港の隣のお土産屋さんで売ってるバームクーヘンがセットでありますが、すごいバター感です。

Dsc06763xga  間取りの外周がすべて廊下になっていて、いかにも古民家でした。トイレのタイル張りや風でガタガタ音がする窓ガラスなど、いろいろ懐かしい気持ちになります。天気の悪い日にこんなおうちの中に引きこもっていたいなぁって妄想が広がります。

 しかし、いろんなものが散らかりすぎていてちょっと落ち着かない。NHK かなんかにちらっと映ったことがお店の人は気に入っているらしく、それのビデオがハードリピートされているあたり、もったいないことしてないかねぇと思うのです。

Dsc06791xga  古いものだけ並べておけばよいのに、新しい印刷の葛飾北斎なんか飾ってあってそれのせいで、建物の内装がお店のコンセプトとチグハグになっている。骨董かわからなくても古いものだけ並べておいてほしい。混雑しているときは商売がやりやすいのでしょうが、コーヒーにこだわりがあるのならセルフサービスやめたほうがいいんじゃないかなぁ…。

 ソファでゆったり座れる個室みたいなスペースもあったし、好きな人は長時間いたい空間だと思います。せっかく金谷に行ったのに夕日が見れない悪天候の日や、さすけ食堂が混雑して入れなかったときはぜひ。

岬のカフェ

 穏やかな海をみながら

Dsc06823_2  天気がいいと磯辺はとても日差しが熱くなりますが、鋸山のふもとから見える景色はすがすがしいものがあります。このお店は鋸山のトンネルの近くにあって、釣りをするために磯に出る人たちも多く車を止めています。写真は店舗の外にあったテーブルで海がよく見える場所です。午前中はカーッと日差しが照り付けるので、店舗のテラスが一番良いと思います。

 それにしても遠くにかすんで見えるコンテナ船やらイージス艦?やらがゆっくりと動いている景色をずーっと眺めていると飽きないものです。金谷港のフェリーは行ったり来たりわりとせわしない動きをしているのに比べて、大きな船は海が荒れていようともゆったりと進む動きは変わりないものね。

 磯釣りをしているおじさんや貝殻を集めている子供がいたりして、内房は穏やかです。海の水がきれいで風が吹いても大して波が荒れない感じが東伊豆的なところでもあります。漁師料理かなやで黒い温泉に浸かってくるのも雄大でリフレッシュできます。露天風呂は潮風がすごいので頭が塩でべとべとになってしまいます。

 この岬カフェとか金谷港は夕日が沈む時間を狙って景色を楽しむ人が結構いるのですが、房総は都心から近いわりに人が少ないのがよいです。ひとつ宣伝をしておくと、岬カフェに行ったらバナナアイスとコーヒーを一緒に頼むのがお勧めです。シャキッとしたアイスクリームにバナナの風味が豊かなのと、ホットコーヒーとの組み合わせはちょっと贅沢な気分になります。

リースリング

 トロッケン=辛口

Dsc06586xga  そんなことを知らずにお土産のワインを探していたわけですが、デパートには10ユーロ以下のリースリングが10種類以上はありました。今回ラベルの絵柄を基準に選んだのはバッサーマンヨルダンの地酒レベルの銘柄です。高級品はもっとゴージャスなデパートにあったのでしょう。このリースリングは自然発砲しているあたりほんものなのですが、だいぶライトな辛口でした。 デパートのフロアでは、べつのマスカットみたいな葡萄酒が旬で大売出し中でした。

 それと、ビールについてはベルリン市内では、白ビールはもうベルリナー一択なの?という感じにしか見えませんでした。ヴァイスビア、ヴァイツェン、とかあとピルスナーがちょっとあるくらい。ワインもビールもドイツ国内では多彩ですが、いろいろ飲み歩きたいなら、それぞれの地方に行かないと実物にありつけないのかな、と思いました。

 このリースリングとのベストマッチングは何だろうと考えてもなかなか思いつかず、アニカがお土産に持たせてくれたサラミくらいしかよいのがありませんでした。白身魚の燻製がアジの開きに近かったのでこれかと思ったら違う。シュワッとしてあっさりめなので、じゃがいもとかゆでたウィンナーとかなんでしょうかね。

 コクのあるリースリングは日本国内の方がよく飲まれているのかな、という気もしましたが、もっと一生懸命探せば試食試飲がし放題のベルリンのショッピングセンターで安くても目的のものが見つかったかもしれないなぁ、といまさら思います。

 そう、英語で接するとわりとお店の人たちはいろいろ良くしてくれるんだな、という体験もしてきました。えっ、たくさんも買わないのにこんなに試食してしまっていいの?っていうくらい。フランクフルトから南方に下り、ライン川沿いに飲み歩きの旅というのもやってみたいものです。神の雫あたりでやられちゃってる気もしますが…。

カリーブルスト

 オクトーバーフェストにちなんで

Dsc06548xga  ベルリンでよくあるB級グルメに、焼いたソーセージにケチャップとカレー粉をまぶして食べるカリーブルストという食べ物があります。ドイツに行ったらインビスに立ち寄って食べてみたいと思っていました。

 といってもそれを食べているのは我々外来か中高年のおっさんが多くて、中高生むけのファーストフードとは雰囲気が違いました。テーゲル駅周辺の若い人たちは街中で立ち食いなんてしないのかな、と思いました。あとは、最近始まった恒例のビール祭りの屋台名物の一つになっていることくらいですね。

 ソーセージとフライドポテトを片手で持ち切れるぎりぎり大きいサイズの紙皿にどっさり盛り付けてケチャップとマヨネーズ攻め。ケバブ屋さんも兼ねているスタンドもあり、おそらく秋葉原あたりでも定着しそうな構成です。これで胸焼けを起こさない人はいないでしょう。

Dsc06594xga  帰国してから、ピッピとアニカと過ごした時間がちょっと恋しくなってカリーブルストを再現してみました。冷凍ポテトフライとフランクフルトをスーパーで購入。普通に調理した後、アニカが買ってくれたカリーブルストソースをかけるだけ。簡単です。

 このソースはケチャップとカレー粉のほかに、ブルドックソースみたいな甘めの味付けがしてあります。日本のおたふくソースに風味がとても近いと感じました。これ、粉もんにかけて食べても普通においしいでしょう。今度やってみましょう。

ドイツとの関係を知る夏

 歴史から日本人は学べているか

 佐倉の歴史民族博物館を訪ねてみました。城址公園の中でもとてもでかいので、桜の季節なんか盛大に咲き乱れているのではないでしょうか。目的は、ドイツ修好150年ということでそこからドイツの日本との関係について歴史をたどってみようという企画展示です。

 幕末の頃ドイツはひとつの国ではなくてプロイセンという強大な国と、そのほか小さめの国の集まりだったようで、植民地政策は散り散りに活動していたようです。そういう背景を知らず、IYN はペリー来航後の開国ラッシュのときにドイツの影が薄かったようなことを中学校くらいで習っていました。

 学校であまりキチンと覚えていないことのひとつに「お雇い外国人」という富国強兵のための技術や知識、制度についての家庭教師がたくさん日本に受け入れられたということです。そういった人々のおかげで、日本は近代化の道をたどることができたわけです。ドイツ人は少なめですが、法律や医学については最先端だったみたい。不平等条約を結ばされた幕末と違って、列強じゅうの国々から知識人を呼び集めることができたこの時代はすごくよかったんだろうな。結果的に明治維新は割りと成功してそう呼ばれているのでしょう。

 会津藩が港のある街をプロイセンに売り払おうとしていた話とか知らなかったし、出島に赴いたドイツ人が長崎の有田焼とかをたくさんお土産にした話とか、源氏物語のコンプリートボックスを持って帰ったとか、今では日本でも貴重な文化遺産になっているものを好んでお土産にしてしまうあたり現代のオタク文化輸出と似ているのかなぁと思いました。一瞬着物ブームも沸き起こったようですし。

 幕末以降の話もしっかり展示されていてじっくりと2時間くらいかけて見学しました。相変わらずドイツは今も東アジアの揉め事には首を突っ込んではきませんが、東アジアのなかでギリシャのような国が出てきたら日本人である私たちはうまいことリードしていけるものなのでしょうか。侵略目的の戦闘行為を放棄したはずの私たちはそれを人類未踏の指導力として生かすことができずに、諸外国にはそれがネガティブにとられえられていることでしょう。それでも私たちはおろおろせずに、歴史から学んだことを行動に反映していくしかないんだろうと思います。

上杉家散策

 思いがけず桜満開でした

20150427_dsc05870_vga ベタな写真ですが、この春は東京では桜を見るまもなく突然満開になり、週末をまたがずに終わってしまったので、この収穫は意外でした。米沢駅について松川の河川敷に出ると満開の桜並木。こんなにたわわに花弁をつけた桜の木をみることができるなんて。お花見をしている人影はほとんどなく、川べりの堤防は車が激しく行き交う道路でした。

20150427_dsc05891_vga 何年ぶりかわからないくらいに上杉神社にいってみると、なにやらハコモノができとるやないですか!以前は上杉鷹山の展示と薄暗いおたかぽっぽ売り場があった場所に博物館とか、おおきなレストランがありました。芝生の小高い丘は記憶が定かではないですが、あの人気のない上杉神社がお花見宴会場と化していてこれは驚きでした。

 中に進んでいくと、ようやくお堀が出てきて昔のことを思い出せるかと思ったのですが、縁日がでていたりブルーシートを並べてその上でお酒を楽しんでいる人々を見るとちょっと違和感があります。この時期に米沢に来たことが初めてなのですが、こんなに人が集まる場所だったんだろうか…。

 と、しばらく風景を眺めているとなにやらお武家様が数名、太鼓の人に率いられて例のハコモノの中から出てきました。これから連休中は川中島の合戦とかを再現するとかでいま忙しいみたいです。

20150427_dsc05899_vga いつしか名物となった米沢ラーメンは懐かしい味がしますが、喜多方に比べてこれといった特徴はないように思えました。牛ガラからだしをとるのは米沢で共通なんでしょうかね。少し甘みがあって台湾のパイコー麺ぽい印象です。お店には塩味、とんこつなどスープのバリエーションはさまざまです。
 
 上杉神社周辺は大河ドラマ天地人とのタイアップもあったのか、暑い夏の日にひっそりとお参りに来たりしていたあのころとはだいぶ変わったんじゃないだろうかと思いました。

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